CHANGE 2011-2018

社会変革リーダーシップ開発プログラムCHANGEは、日本では2011年に国際NGOオックスファム・ジャパンによって ”CHANGE Initiative” として始まりました。基本的には、3月に集中型合宿(トレーニング)を行い、その後、4月から1年間キャンパスや地域から活動を行うというプログラムで、年に2回ないし4回の報告を行うことで、翌年4月に修了証の発行を行っていました。参加しているメンバーはチェンジリーダーと呼ばれ、変化の担い手として活動を行いました。

1年間の活動では、オックスファムの行う政策キャンペーンと連動し、オックスファムの行う政府や社会に対する働きかけにあわせて、キャンパスや地域からイベントや活動を行い、相乗効果を生み出していました。

CHANGE Initiative 2011

 

2011年3月14日から3月18日まで国立オリンピック記念青少年総合センターにてトレーニングが開催されました。主に大学学部1年生を対象として参加者が集められました。3月11日に東日本大震災が発生したこともあり、参加予定者のうち約10名が参加できず、6月18日-19日に欠席者を対象としたトレーニングを別途開催しました。1年を通じて合計で20名がプログラムを修了しています。

チェンジリーダーの活躍もあり、2011年の貧困解決とMDGsの達成を求めるフォトアクションであるスタンド・アップでは、オックスファムとして1100名を動員しました.(2010年の動員数は170名でした。)

CHANGE Initiative 2012

 

2012年3月19日から3月24日まで5泊6日の日程でトレーニングが行われました。この年から前年度までの参加者が安心空間づくりを役割とするチェンジファシリテータ、あるいは、運営事務にかかわるロジスティックスとして関わるようになりました。学部生を中心に38名が参加しました。また、特別ゲストとして、オックスファム・アメリカのCHANGE Initiativeの過去参加者を招き、キャンパスで活動することについてのお話しを伺いました。2012年のスタンド・アップでは、チェンジリーダーの働きかけもあり、オックスファムとして2300名を動員し、動員人数としては日本における国際NGOで最も多い人数でした。最終的に27名が修了証を受け取りました。

CHANGE Initiative 2013

 

2013年3月16日から3月20日まで4泊5日でトレーニングが行われました。前年度までのチェンジリーダーの協力もあり、高校生3年生から大学年生まで47名の方が参加しました。2013年のスタンド・アップでは、2600名を動員し、前年度に続き、国際NGOの中で最も多い人数を動員しました。最終的に38名の方が修了証を受け取りました。

CHANGE Initiative 2014

 

2014年3月11日から3月15日まで4泊5日で行われました。高校生から大学学部生まで53名がトレーニングに参加しました。東京で行われた国際協力イベント グローバルフェスタや大阪で行われたワン・ワールド・フェスティバルにも多くのチェンジリーダーが参加しました。最終的に39名の方が修了証を受け取りました。

CHANGE Initiative 2015

 

2015年3月12日から16日まで4泊5日で行われました。学部生を中心に50名がトレーニングに参加しました。最終的に43名が修了証を受け取りました。

CHANGE Initiative 2016

 

2016年3月14日から3月18日まで4泊5日でトレーニングが行われ、学部生を中心に51名が参加しました。この年の特徴としては、創価大学、高知県立大学、駒澤女子大学、早稲田大学などのオックスファムクラブのメンバーが多く参加したことにあります。

最終的に50名が修了証を受け取りました。

 

CHANGE Initiative 2017

 

2017年3月15日から3月18日まで3泊4日でトレーニングは行われ、学部生を中心に34名が参加しました。4月には日本に来日したロックバンド、(オックスファムの親善大使である)coldplayのライブ会場での難民や移民問題に関する啓発活動を行いました。

そして、最終的には34名が修了証を受け取りました。

CHANGE Initiative 2018

 

2018年3月9日から3月12日まで3泊4日でトレーニングが行われました。高校生から大学学部生まで35名が参加しました。最終的に33名が修了証を受け取りました。