2020年3月20日(金)-21日(土)開催:

社会変革リーダーシップ開発プログラムCHANGE 2020

差別に立ち向かう-ジェンダー公正を求めて-

テーマを選んだ背景は

自身が認知するジェンダーによって差別される可能性が高いものであるにも関わらず

差別に対して向き合う機会が少ないと感じたことにあります

 

私は、 幼いころから、女性であることで差別を受けたと感じたことがあります

その経験から進路を変えたり、人を信じることが怖くなってしまったり、自信を喪失することも多々ありました

 

そんな中、社会変革リーダーシッププログラムCHANGEに出会いました

様々な考え、価値観に触れることや社会変革に対して行動することを通して

誰もが「自分らしくいられる、誇れる自分でいてほしい」という想いが込み上げました

 

これまでは「だめだ。私だから」だったのが

「大丈夫。私だから」に少しずつ変わりました

 

ジェンダーは差別もしやすく、差別をされやすいものだと感じています

だからこそ参加者同士で経験を語り合い、差別に対して向き合うことが「今」必要なのです

ジェンダーの公正について何ができるか考え行動する力

 

そして自分自身も誇りに思えるようCHANGE 2020のテーマを「差別に立ち向かう-ジェンダー公正を求めて-」としました

 

CHANGE 2020 ディレクター 由井

2020年3月19日(金)-20日(土)まで、オンラインで初となる社会変革リーダーシップ開発プログラムCHANGE 2020が開催されました。当日の様子をCHANGE 2020 ディレクターの由井さんから報告が届いたので紹介します。

CHANGE2020が開催されました。

全国各地の「社会問題を解決したい」という意思を持つ中学生・高校生・大学生・社会人といった若者が参加し、CHANGEネットワークの一員になりました。

 

 

2日間によって行われたCHANGE 2020を配信場所でもあったCHANGEネットワーク本部があるSocial House Hayamaの写真も交えながらご紹介いたします。

2020年3月20日(金)

CHANGEと安心の場づくり(アメリカにおける宗教間対話などの手法からの学び)

自己紹介をした後に、CHANGE2020実施協力団体Wake Up Japanの対話のための23の約束を確認しました。

 

CHANGEネットワークと社会変革について

CHANGEネットワークの説明と社会変革をなぜするのかについての講演がありました。

 

Defining Moments-社会を変える、その気持ちを維持するために必要なこと‐

3、4人組でグループを作り、そのなかでなぜCHANGE2020に参加したのか

社会の不公平な問題を解決することが重要なのか、そのきっかけや原体験を分かち合いました。

 

システム思考とアイデンティティ-痛みをとらえなおす-

自身のアイデンティティのサークル(自身のことを説明する上で、キーワードになるものを4つ挙げて書いてもらう)を作成し、グループで分かち合いをしました。

感想として、「アイデンティティでそんなのがあるのか!と発見が多く面白かった。」「他の国との違いみしれて関心を持って参加することができた。」といったような声が寄せられました。

 

キャンペーン・キーモーメント

社会問題に対してイベントなどを行う際にcelebration(成果を祝福すること)が重要になることを学びました。

 

 

2020年2月21日(土)

ジェンダーと交差性(Intersectionality)

男女の違いや生物学的な性とジェンダーの違いなどをグループで話し合いました。

また、ジェンダーにおいてのクイズを行い、日本の現状を知る機会に繋がりました。

 

NVC(共感的コミュニケーション)-平和の日常での実践-

自身の感情が動いた話をしてもらい、お互いの気持ちを考えたり、分かち合いを行いました。

感想として、「”要求と強要”が考えるきっかけになった。」「意外と人が頼み事をするときに、罪悪感を持たせるような頼み方をするのではないのかと思った」という声が寄せられました。

 

ガンジーの氷山

活動していく中でどう自分自身をいたわるかをメンバーで考えました。

 

CHANGEパネル

運営メンバーがどうして今に至ったか、そしてどんなことに情熱を持って行動しているのかをメンバーで分かち合いました。

 

アクション・プランニング

実際に今までの体験や分かち合いを通して、これから1年間の活動を計画しました。また分かち合いをする中で、繋がりを感じることもできました。

今回、オンライン開催という中でも以来のCHANGEのように一番感想が多かったのは参加者や運営のメンバーを通して、さまざまな価値観や考え方に触れられたことでした。

 

CHANGE2020ー差別に立ち向かうーは無事終了しました。来年のテーマは何かとても今から楽しみです!

 

社会問題に対して行動を起こす仲間がここで集い、新たな一歩になるきっかけになれば幸いです。